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    Thu

    名機 05 CUSTOM / 道楽記事
    CATEGORY:GOVERNOR

    道楽が仕事か仕事が道楽なのか?正直THE WELBECK GALLERYをやっていて常に考えされられる「永遠のテーマ」だ。

    私は道楽を仕事にする場合、それはもはや道楽ではなくなると考えている。仕事を請ける。その時点で顧客にとっては私の仕事に価値を感じてお金を払ってくれると思うからだ。あたりまえと言えばあたりまえ。しかし、シビアに行く。それはGOVERNORとしての責任だ。

    さて、夏に一度お話をした顧客の方からボードの整備の依頼があり、お請けした。モノが届いてみるとなんと名機 2005年CUSTOM。なぜかTHE WELBECK GALLERYで道楽としてこのスポーツを楽しんでいらっしゃる方にはこの名機 2005 CUSTOMユーザーが多い。それと、皆さん本当に道具を大事にしているのが共通して言えるところだ。

    さて、こちらの2005 CUSTOM。今のJAPAN SPECのCUSTOMと比較した場合、その乗り味は「硬派」。単純に硬いというわけではなく、乗れてる時にはいいのだが、ちょっと体調が悪かったりするといきなり大クラッシュしたりする。
    その主な理由はトーションの戻り方とエッジディメンションにある。ノーズのトラジッションがしっかりとってあるので、ターンの入りは非常にスムース。しかし、テール周りをわざとクイックな仕上がりにしてあるために、「ちゃんと乗らないとダメ」というものだ。整備の方向性としてはノーズのトラジッションを活かしながら、テール周りの繊細すぎるフィールを弱めること。それとベースはしっかり基本的な整備を行うというものである。

    この時代のUN-INCも同じようなフィールで、最初は選択する長さを間違えた(ちょっと長過ぎたかも?)と多くの人が思うのだが、実際はもうちょっとマイルドにすることで、相当乗り易いものになる。

    この顧客の場合、バインディングのレスポンス調整も同時に依頼されているが、ボードが2005CUSTOMだっただけに、一気に2つのデバイスのセットを変えることに若干迷いがある。ひとまずは依頼主を打ち合わせをしながら方向性を決めていきたい。