THE WELBECK GALLERY

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12/02
Tue

THE WELBECK GALLERY AWARD - BOOK OF THE YEAR 2008
CATEGORY:GALLERY

アドヴェント企画THE WELBECK GALLERY AWARD。アドヴェントの週の数、すなわち4つのテーマでTHE WELBECK GALLERYの今年の○○を勝手に決める。

このAWARDの基本は、全て私Governorが実際に手に取ったり、使ってみたりしたものやサービスなどを対象にする。女性専用のものについては女性顧客のFeedbackを中心に決定するというものだ。

さて、アドヴェント第1週。今回は「本」である。THE WELBECK GALLERYは小さいながらLibraryも持っている。「本」を簡単に「活字」と思ったりもしていない。例えば、活字がその本の99%を占めていたとしても、残りの1%にあたる部分の写真や表紙などがよければ、その本はあなたにとって持つ価値がある。本をコレクションすることは立派な趣味。決して裏切らない友人が常に自宅で待っている。時に人生そのものを大きく変えるきっかけとなるかも知れない「本」について、皆さんももう一度その価値を考え直していただければ幸いである。


さて、2009年の本として THE WELBECK GALLERYは写真の『シンプリシティの法則』ジョン・マエダ著/東洋経済新報社/ISBN978-4-492-55607-8を選出する。

中身はかなり具体的な「方法」や「取り組み」が紹介されているので、正直途中で眠くなったりもするが、なによりこのジョン・マエダのような人が出て来たということが21世紀も10年近く経過しようとしている今の時代を考える上で重要である。

グラフィック・デザイナーでコンピュータ・サイエンティスト、ビジュアル・アーティスト。このような「肩書」が多い人が最近多くなって来ている。従来的な考え方だと、「で、この人の専門ってなんなの?」と少し首をかしげてしまうかもしれない。しかし、重要なことはこれらの肩書は一人の人間の中で有機的に結合し、それぞれ機能しているということである。一人の人間の中で知識、経験などが横断的に交換され、アウトプットされているのだ。

これは単に「器用」という類いの話ではない。人間の可能性というものに対して、世の中の理解がやっと追いついて来たということである。

確かに専門分野を持って、そこをとことん追求することは世の中で最も尊敬に値することだ。しかし、ある専門分野をとことん追求している方でも、そのアプローチを使って世の中を横断的に切ることも行っている。

私自身、いまの仕事ができていること自体、様々な経験の機会が与えられたからであって、そのような環境に存在できたことや、両親、周囲の人々のこれまでの私に対する配慮に心より感謝したいと常に考えている。また、学習ということで言えば、今後、また大学に通ったりすることも私の夢であって、その時点でまた何らかのタレントが加わることが楽しみであったりもする。


皆さんも、単なるマルチタレントの時代が終りに近づき、人がある先入観のみで判断されることなく、その人そのものが活かされる世界を想像してほしい。
また、マエダのようなマルチタレントはすでに珍しいことではない。皆さんの身近にも「あれ、こんなこともできるの?」というご友人