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    08/24
    Sun

    Bye! Summer 2008
    CATEGORY:GOVERNOR

    傘を持たずにアウター1枚で出かけた午後。
    歩きはじめて10分ほどして、明るかった空が急に暗くなりはじめた。
    そして、ほどなく大粒の雨が降り出した。
    私はアウターウェアのフードを頭にかぶりながら小走りで交差点に立つ大きな木の下に入った。

    エジンバラの街の脇を通るバイパスを行くクルマは水煙を上げながら、次々とライトを点灯する。さきほどの透き通ったような空気と午後のやわらかい日差しがウソのような真っ暗な光景がみるみる広がる。

    いつしか私の入った木陰の乾いた石畳も、頭上の生い茂る葉っぱからしたたり落ちる雨で真っ黒に濡れはじめた。

    その後10分間ほど木陰で結構なスピードで走るクルマを眺めていると、その光景のむこう、南西の空が明るくなりはじめ、2,3回まばたきをする間にそれまで激しく降っていた雨が上がった。

    私はフードを脱ぎながらまた歩きはじめた。走り去るクルマのスピードはなぜか雨中のそれと違って穏やかに思え、柔らかだった午後の日差しは少しだけなぜか締まった感じへと変わった。

    そして、胸元まで下げたジッパーを通り抜けて襟元に入ってくる風は少し冷たく感じられた。夏はさっきの雨とともにどこかへ去っていったのだ。



    *****
    地球温暖化。本当にその影響があるのかどうか私にはわからないが、9月いっぱい、秋の長雨までは残暑というのがここ10年近く続いていたように思う。その分、秋がなんとなく短くなってしまい、そこそこ普通に冷え込む冬が来ていたと感じるのは私だけだろうか。

    しかし、お盆が明ける頃からここ京都は確実に涼しくなった。日中の気温はそこそこ行くものの、夜ギャラリーを閉めて帰る時間帯だと「上着がほしいかな」と思うほどになった。間違いなく言えることは、昨年はこうではなかった。

    というのも、昨年8月下旬に冬物がデリバリーされた際、「ヒエー、まだ暑いって」と思ったことを確実に記憶しているからだ。

    しかし今年は違う。単純にまずは上着とシャツあたりからまた新しいものを選びたいと思う自分がここにいる。

    いつも、メディアが中心となってあおいでいた実態を伴わない「秋の到来」。今年はむしろ、そんなメディアもこの感覚についてくれていないのではないだろうか?


    短く、暑かった夏。そんな印象の2008年夏は意外な形で去ろうとしている。