THE WELBECK GALLERY

CONTROLHOMETHE WELBECK GALLERYDIARYPRODUCTSSHOPPING CONTACT

10/01
Thu

2009年10月1日 - THE WELBECK GALLERYオープン893日目
CATEGORY:GOVERNOR

2009年10月1日。2009年暮れまであと92日間。私がTHE WELBECK GALLERYをここ京都三条烏丸西入ル文椿ビルヂングでやらせてもらうようになって893日目となる。


そう考えてみると1000年の都の歴史からすれば、「吹けば飛ぶような」とは正にこのことかも知れない。ただ、ちょうどオープン1000日目に向けては私自身非常によい経験を、ここ京都でさせていただいていると感じている。

このような事を考えているのは私だけかも知れないが、京都では現代的なマーケティング手法は通用しにくい。全く通用しないという訳ではないが、例えば、新しい店舗がオープンする際、その前段階で広告、パブリシティーの両方を上げて、いわゆる「オープン初日の行列」をつくる。これがきっかけとなり、オープン後のパブリシティー(後パブ)を獲得し、それを見た人がまたやってくるというシナリオ。これがそれほど効果を上げない街が京都とも言える。

この手法は言わばメディアなどを用いた現代版「客が客を呼ぶ」手法と私は考えている。この際、一般の人々が反応するのはメディアによる評価や報道によるものであって、先にそこを訪れた同じ目線の「客」による評価ではない。なので、現代版なのだ。

それでは伝統的に言われる「客が客を呼ぶ」とはどういうものだろうか。
これは、そこで提供されるサービスや製品を購入した人(客)がその評価を他人に伝える事によって人々の間でその店の評価が形成されるというものだ。

これを口コミと表現してもよいが、その口コミには限界がある。それは、同時に多くのの人に対して均一な情報が発進されないということである。口コミは最初の評価者の影響を次の評価者が受ける。そのため、伝言ゲームのようにその最後尾では実態とは異なるものが新たに生み出されたりもする。
それと口コミの限界のもう1つの側面。それは、口コミは伝わるためにメディアなどと異なり非常に時間がかかるということだ。ただし、インターネットや携帯電話などの普及により口コミの伝達スピードは多少は速くなっているトモ言える。

さて、元の話に戻ろう。THE WELBECK GALLERYはこれまでにWeb新聞、地元新聞、情報雑誌などのメディアで紹介された。それらは、特にTHE WELBECK GALLERYに特に大きな影響を与える事なく今日に至っている。

それよりも、インパクトが多きものが実は存在している。それは顧客の皆様による新しい顧客の方々のご紹介だ。プロダクト・ギャラリー業が実際その運営において数字的にどのような結果を今後残すのか、それは私にとっても全く未知の世界である。それは、プロダクト・ギャラリーをこれまでに日本国内でされていた方の資料などを見た事がないし、業態として参考にはなっても全く同じものがないからでもある。

ただ、私が見る限り先に述べた顧客の皆様による新たな顧客のご紹介というひとつの形は、実際にTHE WELBECK GALLERYの運営において最大のインパクトとなっている。

実は私自身も気がつかない内に、伝統的な考え方や形によって京都で支えられているTHE WELBECK GALLERY。ここでは本当によい学びの日々を与えられている。