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    COLOR IN YOUR HOME 3 / Governor / THE WELBECK GALLERY / 2008
    CATEGORY:GOVERNOR

    久しぶりに完全休養日をいただいた。

    しかし、朝からぱっとしない天気。既に秋の長雨か?と思わせる中、結局いろいろと計画していたことほとんどができずに1日が終わった。

    1日の大部分を部屋で過ごしたので久しぶりに"COLOR IN YOUR HOME"の3回目。今回は「素材」をテーマにしたい。「素材」と言っても、「素材そのままの色」という意味合いで理解していただきたい。

    写真にはダイニングテーブルとフローリング床、emecoのNAVY1006が写っている。普段の部屋の風景はこれに加えてクロスではないペイントのアイボリーの壁と思っていただければよい。

    そこで問題になるのがNAVY1006のアルミ抜きっぱなしの色。私自身、実はこのアルミの抜きっぱなしの色少々疲れていた時代があったので、実際にNAVYを購入するとは自分では全く想像していなかった。

    近年、ペイントを一切用いず、素材そのものの色で提案するプロダクトが増えた。この一連の流れを整理するとすれば、例えば家具調○○のような家電製品なんかを考えればよい。昔のテレビは居間にとけ込むように木目のパネル張りであった。

    それらが一変したのはSONYが1980年に発表したKX-27HF1。このトリニトロンモニタ−はProfeelシリーズとして発表され、それまでの「テレビ=モニター+チューナー+サウンドシステム」の概念を根本から再定義した。モニターはモニターとしてチューナーやサウンドシステムと別個にして提案する。その姿は正面だけがガラスのアルミ色で突起のない立方体であった。

    その後、テレビだけではなくいわゆる「地肌むき出し」プロダクトが爆発的に増え始める。また、「無印良品」などの提案がそれらを一気に家庭内でも普通に使えるものとして、「素材感を楽しむ」ことを推進したと私は考えている。

    さて、具体的にアルミの地肌色は家の中で人にどのような感覚を与えるのか。
    ひとつはテックであること。それと金属が持つ硬さに代表される安定したイメージだと思う。軽量で加工が比較的難しい素材であるアルミは、それらが大量に使われることだけで、世の中全体を豊かさを象徴している。ただし、そんなテックなものが増えると、今度は木の温もりが欲しくなる。重要なことは、この金属と木材のバランスを以下に保つかということになってくる。

    最近ではフローリング床が増えたために、人は木の温もりと上手く感じることができている。それもあってか、少々過剰にアルミ地肌、またはアルミシルバーに塗装されたものを多用する傾向があるように思う。究極的には家は「落ち着く」場所。それを忘れなければよりいい買い物ができると思う。