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05/07
Sat

Terminal C / Newark Liberty International Airport - EWR (IATA) / 1988- / City of Newark, New Jersey
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昨年秋以来、約半年ぶりに渡米した。その際、ほぼ20年ぶりにNewwarkを使った。このターミナルCは1988年落成。ニューアークの中でも最も新しいターミナルのひとつだ。久しぶりに降り立ってみての第一印象。「80年代の後半と何も変わっていない」の一言につきる。

日本はアメリカの影響を強く受けている国の一つであるが、ここ最近では金融と国際政治・紛争以外にアメリカがメディアを独占する時間は短くなっているように思う。ひとつは、日本そのものが戦後復興から成熟した社会への道のりを辿っている状況にあり、1960年代から70年代にかけてのアメリカのようなお手本としての取り扱いが難しくなっている点にある。言わば両国ともに人間で言えば大人同士。あまりお互いの真似をするという間柄ではなく、お互いを尊敬し合い対等に向き合おうという姿勢がそのようにさせているのかも知れない。

また第二次世界大戦の戦勝国のアメリカにとって戦後は戦争に勝ったものだけに与えられる特権のようなものも存在した。当然これらは自由を求める人を誰でも受け入れる、自由の国アメリカであることでさらにその優位性を築くことができたのではあるが、特に戦火に追われた優れた人たちを受け入れたことによる優位はかなりのものがあったと思う。

スポーツ、文化などにおいてもその影響は大きい。とにかく日本にとってはアメリカ発のものは全て憧れの対象であったのだ。

さて、ではなぜ最近になってあまりアメリカ、アメリカと言わないのであろうか?その理由のひとつに、アメリカそのものの国家戦略の転換がある。ドルは安くていい。ニューヨークが世界の中心でなくてもいい。現在のアメリカは戦略的にそのような態度でいる。むしろ、グローバルでその基準を勝ち取り、世界基準をアメリカから発信しようとしているのだ。

特に1990年以降はITを中心に世界戦略を展開したアメリカ。どうりで、私たちが日常的にピンと来るところにアメリカはいないはずだ。それよりも、このWebsiteをはじめ日々皆さんが接しているものの多くを知らないうちにアメリカが手中に収めているのだから。