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12/30
Thu

2012 EARLY RELEASE MODELS / BURTON / 2010 / VT. USA
CATEGORY:GOVERNOR

つい12月の上旬にデリバリーが開始された2012年BURTONのアーリーリリースモデル。早速暮れのSKIJAMで乗って来た。趣味なのでGovernorで。


SKIJAMは人工降雪機の導入でシーズンが長くなった。特に12月中に何の問題もなくRiding出来る事は、関西をはじめ地元福井の人々にもインパクトが大きい。しかも、元来天然雪のクオリティーが非常に良いので、シーズンを通して何度かRidingするには非常に便利が良くなったと言える。
12月30日と31日はこれまた豪雪。同時に冷え込んだが、SKIJAMクオリティーの「良い雪」が堪能できた。

さて、プロダクト。今回は2012年のアーリーリリースモデル2機種を同時に持ち込んだ。板はCUSTOM FLYING V SQUEEZE BOX(以下FV SQB)。バインディングはCARTEL Re:Flex。通常こうしたものは別々に試すのがよいのだが、持ち込み荷物の制限もあり、同時使用とした。

まずは、CUSTOM FV SQB。通常のFVにさらなる反発を持たせたパワー系ボード。FVはその容量感からすれば優しいボードと言えるが、ロッカー系でサイズを短く維持しつつ、ある程度のPOP感を狙うならこのSQBが持って来いと言える。ロッカーならではのイージーライディングに加え、欲しい所で予想を超える飛距離と高さが出るので、圧雪されたコースでもコース端狙いでかなり高速かつ「エアーカーブーエア」的なライディングが可能だ。

次にCARTEL Re:Flex。
確実にディスクバインディングの次世代となるRe:Flex。The Channelとの組み合わせにおいて、セッティングを非常に楽なものとしているが、他のインサートパターンのボードにおいても、最もフレックスが出せる一番柔らかいバインディングの部類に入るだろう。ここでおさらいしておきたい事は「柔らかいバインディング=レスポンス遅い」ということは既に古い話ということだ。柔らかいバインディングの優れた特徴はそのリカバリー性能にある。この性能は通常のディスクバインディングでは絶対に出せないものなので、これまでに一般的に柔らかいとされる、ハイバックとヒールフープ周りが柔らかいだけのディスクバインディングとは全くの別モノと考えたほうがよい。そうしたバインディングは柔らかければ柔らかいほど、レスポンスは遅く、また通常のディスク形状によるベースプレートの堅さから操作性は劣ると考えた方がよい。

そして、この2つの組み合わせ。
具体的には自分のレベルを錯覚するほど良く出来た組み合わせだ。このためにお邪魔したSKIJAMは降り続く雪とたまに発生するガスでシーズンに1度あるかないかの視界の悪さだった。その状況において、少々とばしていても、突然足裏からやってくる突き上げや雪質の変化になんら臆する事なく突っ込んで行ける。結果次々と難しいポイントを制覇できるので、Ridingしていて楽しい。また、もっと攻めれるかも?と思うほどだった。

スノーボードは進化している。ボード形状、特にディメンションの進化が90年代後半から00年代半ばまで。その後、ロッカー等のベントに進化のポイントは移った。同時に進化しているバインディングはマウント方法の進化により、タブーとされてきたベースプレート形状にその進化が及んでいる。結果、これまでよりも全体的に柔らかいフレックスでより優れたレスポンスを得る事に成功しているのだ。ロッカーだキャンバーだとややこしい時間が少しあったが、ここへ来て落ち着いて来たスノーボードのテクノロジー。新しい道具と乗り方を試すには過去数年間でもっともよいチャンスが来ていると言える。