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    DATA / GRAVIS / CA, USA / 2008
    CAMELIA / GRAVIS / 2009 / Irvine, CA, USA
    OPEN GREETING

    10/07
    Sun

    READING AUTUMN 4
    CATEGORY:GALLERY

    昔の話。ある履歴書をみていたら、自己アピールに「交渉が得意」と書いている人がいた。
    私はその時「なんとうらやましい」と心の底から思った。

    交渉は頭がいいだけでは上手くなれない。場数も必要だし、何と言うか「交渉のツボ」のようなものが存在していて、それを瞬時に理解し「この交渉の目的」と設定できることが重要だ。

    実際に交渉そのものを取り扱った書物は多く、いくら時代が進んでも交渉そのものは存在しつづけており、人々の生活においても結構な頻度ででくわものであることを象徴しているかのようにも思える。


    今回ご紹介する『国際取引における交渉の戦略と英語』は、私自身購入した時は単なる「積読」(「つんどく」と読む)として購入してから数年間全く読まなかった本だ。その時の心理はよくわからないが、「そのうち必要になるかも」と思い大学生協の書籍コーナーで購入した。

    中身は非常に丁寧で、ある米国の番組の放映権を購入するストーリーを中心にその交渉のポイントを実際の英文を交えて解説するものである。すぐに気がつくと思うが、この初版が発行された頃はe-mailでのやりとりはまだ現実的なものではなく、実際に手紙と直接交渉でなんとかするという形であった。

    今はe-mailでのやり取りが大きな第一歩となる可能性がある。そういう意味で言えば速攻で役に立つ内容であるとも言える。

    英語と交渉。この2つのアビリティーを同時に使うことは困難に思えるかもしれないが、実は英語という言語が交渉のポイントを明らかにするために、この2つを同時に学ぶことは相互作用が期待できると感じる。

    さらには、英語を主言語として使う人々の思考パターンもなんとなくではあるが見えてくるような気もする。

    続けて読むと疲れる部分もあるので、できれば通勤・通学の途中にちらっと読むところからはじめて、集中したい時にまとめて読むようにしておくといいかもしれない。


    『国際取引における交渉の戦略と英語』則定隆男/Byron D. Syler 1995年11月30日 初版第1刷発行 東京布井出版 ISBN 4-8109-1108-X