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07/01
Thu

THE WEAKEST LINK hosted by Anne Robinson / BBC / 2000 - / UK
CATEGORY:GALLERY

AKB48。プロデューサーの秋本康が今目指しているのはAKB48のフォーマット販売である。フォーマット販売。すなわち、日本国内で成功したフォーマットが模倣される前に、同じフォーマットを日本以外の国で使うことをライセンス販売するというアイデアを指す。実際にTV番組の企画などでは既に一般化しており、「ミリオネア」など世界各国で放映される同一フォーマットの番組の存在については皆さんもよくご存知のところである。


さて、今回ご紹介するのはBBC TWOで放映中の一般視聴者参加型クイズ番組、THE WEAKEST LINK。日本でも2002年頃に伊東四朗の司会で同じフォーマットの番組が放映されていたようだが、私自身は全く知らなかった。そんなTHE WEAKEST LINKはBBCがその本家。さて、この番組の魅力とは一体なんなのだろう。


写真の司会者、Anne Robinsonは写真のように黒いふちの眼鏡に黒い服。番組の仕切り具合は、今の日本でいうところの「完全上から口調」。そして絶対に笑わない。正直、この司会者の態度だけでこの番組の好き嫌いがはっきりと分かれると思われるが、私は正直言ってこれくらいの尖った態度の司会者を他の番組では見たい事がないので非常に気に入っている。理由はその徹底したキャラクターづくりであり、それを演じることは完全にプロの仕事だからだ。


少し冷静かつ、的確に事象を捉える言い回しは今の日本ではすぐに「上から」と言われる風潮が存在する。私自身この問題に対して得に意見を持っているわけではないが、物事をはっきりさせる際にどうしても「核心を突く」言葉は会話を成立させるためには必要であると考えている。特に契約の問題などを話合う際には、ほぼ全員の方が「○○な感じでぇ」という言葉が出てくれば、その相手に対して不安な気持ちになるはずだ。要は確認したいことがあれば、そこは輪郭をぼやかす優しい言葉では通用しないという局面が必ず存在するのだ。


重要なことは、表現が柔らかく優しければ、その人は自分にとって優しい存在であるという思い込みが非常に危険である。一番頼りになる人や友達は優しい言葉でごまかす人ではなく、親身になって的確なことを言ってくれる人だ。それをもし「上から」という思い込みで全てを拒否すると、自分にとって大切な出会いを逃してしまう事になる。

「完全上から表現」についてまずはその調子の微妙な違いについて考えてみる事。そして、単に上からなのか、そうではなく核心を突く話なのかどうかを聞分けるようにしてゆきたいものである。