THE WELBECK GALLERY

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11/08
Sun

お勉強
CATEGORY:GALLERY

なんとなく年末の声が聞こえて来そうな11月の日曜日。皆様いかがお過ごしだろうか。

先週、少し寒くなってギャラリーにもこれまでとは異なり少々ダウンなどインサレーションを求めて来られる方も増えて来た。と思えば、今日のこの陽気。なんだか気持悪いというところが正直なところだろう。カレンダー通りとは言わずとも、季節がやってくるという楽しみをどうか、普通に味わいたいと思うのは私だけではないはずだ。

さて、昨日THE WELBECK GALLERYの客員キュレーターのTさんが来られた。実は先週はもう一人の客員キュレーターのNさんも来られた。この2人には季節の変わり目にビシッと気合をいれられるような思いだ。

さて、TさんにしてもNさんにしても日頃の勉強がすごい。それは既によく知っていることをより深く掘り下げていると同時に最新の事にも目を向けていると言う点で、私がボケッとしているとそれはすぐにバレてしまうようなレベルの高い話だ。

昨日Tさんは特にスニーカーについてがっちりと調べを進め、下手をすると業界人でもスッと名前の出て来ないIV Skatebordingのプロダクト名をするすると例に出してくるというとんでもない状況だった。私としては、キュレーター相手とはいうものの、話のペースとしては結構全開走行でちょうど。これにはまいった。

さて、お勉強と聞くと皆さんはどのような印象をもってその言葉を受け止めるのであろうか。

私は勉強するということについて常にこんな風に考えている。

多くの人は実は勉強熱心だ。

これは皮肉でもなんでもない。というのも、例えば、携帯電話のサービスについて、特に業界人でもないのに非常に詳しい方がいらっしゃる。これはその方があるサービスを取捨選択する上において、相当勉強されたからであり、その知識量は私のはるか上である。

様々な他の分野を見渡せば、このようなことはいくらでも存在する。

実は「学ぶ」ということは人のごく自然な欲求である。勉強や学ぶという言葉を使うとピンとこないかもしれないが、「知る」と聞けば、「知らない事を知りたい」という方は非常に多いと思う。

特に、自分の好きな分野については、その欲求のレベルは高く、同時に相当の時間を「知る」ことに費やしていると思う。そう、皆さんはすでに自分の好きな分野においては「勉強家」なのだ。

大切なことは、中学や高校の時のように学科、科目を指して「それを勉強する」という意識から早く離脱することである。少なくとも大学生以上は自分の意志で学ぶ対象を選び、それに没頭することが許されている。言わば「学びの自由」だ。

秋になってここ京都にもより多くの方が来られる。多くの方々は寺社仏閣を訪れたり、おいしいものをいただいたりと様々な目的を持ってここ京都を目指して来られる。その目的は?「観光」ということになるだろう。

しかし、観光も立派な学習。しかも、机上で済ますのではなく、実際に現場に足を運ぶかなりレベルの高いものだ。

他人よりも知識量を増やすことだけが勉強ではない。皆さん自身が「知りたいことを知る」ことが勉強。そう考えると、何事にも興味がないことや、インターネットなどヴァーチャルな世界だけで済ますことがいかに時間の使い方として疑問が残るものかお解りいただけると思う。