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    04/07
    Thu

    先生お久しぶりです。お元気そうで何よりです。
    CATEGORY:2016

    博士前期課程でお世話になった指導教授の本。
    最近また1冊出されたようで早速読むことにした。


    私の前期課程(修士課程)では指導教授が2人いた。
    お一人はイギリス人(正確にはウェールズ人)ともうお一人は日本人。
    最初に指導を受けていたイギリス人教授は私の修士課程1年目が終わった時に母国へ戻られることになり、その方から引き継ぎを受ける形でお二人目の日本人教授が私を引き受けてくれた。

    その後に私の研究はお二人目の先生の影響を強く受けることとなり、先生のご専門であるコーポレートガバナンスの勉強を進めることになった。


    さて。

    今は就活のシーズンのピークで多くの就活生を街でも見かける。
    その中で企業への就職を目指す学生は、恐らくだがエントリーシートや面接に向かうにあたり、いわゆる「志望動機」と戦う日々を送っていることだろう。


    「志望動機」めんどくさい。その気持ちはよく解る。


    なぜなら、本来の志望(希望ともオーバーラップするが)なんて誰も自分でわかっていないからだ。これは20歳そこそこの人たちをバカにしているのではなく、

    私は「自分が何をしたいかなんて一生わかるはずがない」と日頃から思っているからだ。

    なので、就活生諸君には

    「わからなくて当然。まわりもみんなそうだし、分かっている人はかなり特別な存在であって、1ケタパーセントしか存在しないだろう」

    という言葉を送りたい。


    たぶん、なんとなく描いている将来とは、できればギリギリの生活をしたくない。経済的に自立してその中で自分の人生をやりくりしていきたいという漠然としたものだと思う。みんなそんなもんだ。


    だから、心配しないでほしいし志望動機は、

    「ここだったら自分はやっていけると思う」

    ということを別の表現で書けばよいと思う。


    (そもそもTHE WELBECK GALLERYのこのDIARYを読んでいる就活生なんているのか?という気持ちになってきたので、そろそろ別の話題に移る)


    冒頭の話に少し戻って、
    私がそんな指導教授の本を発行される度に買って読むには3つの理由が存在する。

    1.先生がお元気でいらっしゃることの確認と研究がどのような展開を見せているか?を楽しみにしている。

    2.本を買うことで学生時代お世話になったお礼をその都度しているつもりである。

    3.自身の上書き(またはアップデート)を確実に行うため。



    なので、書店の棚で新刊を見つけた時は

    「先生お久しぶりです。お元気そうで何よりです」

    と思わず本の前で言ってしまう。

    最近はAmazonも便利に活用しているので、検索にヒットした際にはモニターに向かって同じことをつぶやく。

    上記理由3で述べた「自身のアップデート」については特に大切にしている。
    かつて読んだある本に


    「学校を修了した時点で、あなたは最新型ではあるが同時に旧型への階段を駆け下りはじめている」


    という表現にショックを受けたことがこの習慣につながっている。

    資格、学位、私はその全てにおいて、同じことが言えると思う。
    確かに経験をそこから積むことが新たな財産にもなるし、力にもなるが、
    少なくとも今それを目指している人は「資格試験合格」がゴールではないことを認識すべきだ。


    というのも、同じ資格を持っている人はまず死ぬほどこの世の中に存在する。
    さらには、その上に経験を積んでいる人と資格の上では同じ条件で争うことになる。

    もう学校を出た時点で学年や年齢は関係なくなるのだ。

    それが悲しいかな、公平な競争の原理となっており、私達はその上で一定の自由が保障されている。

    そう。自分が自分でいられることは、非常に厳しい世の中の自由に支えられているのだ。


    そこで生き抜く武器とは何か。


    それは最終的に私も含めて、自分自身でしかない。