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    07/05
    Tue

    北海道へ その3
    CATEGORY:GALLERY

    雨に霞む牧場。見えているのはここで放牧されているどさんこ(馬)達。



    斜里から知床半島、中標津と経由して鶴居村へと移動した。この1日は朝から完全に土砂降り。移動の途中で公衆便所でグローブを絞ったりしていると、チョークなしではエンジンがかからないほど低温でもあった。準備していった雨具のおかげである意味悲惨な状況の中でも体は完全にドライな状態を維持したりと、準備したものが上手く機能した1日だった。さらには選択したルートの内、標茶町からの国道274号線(鶴居国道)は生涯記憶に残るベストロードだった。

    さて、鶴居村選択の理由。それはファームステイである。元々は釧路まで下がってと考えていたが、特に釧路に行く用事もなく、それこそ「このあたりでどこか泊まれるところ」と探しているうちに発見したファームステイの機会だった。

    日本国内でも牧場体験ができるファームステイを提供する場所は増えたと言えば増えたが、その需要そのものはまだまだと言ったところ。今回の鶴居村での経験は釧路湿原国立公園の中をどさんこに乗馬してトレッキングするというもので、それは素晴らしいものだった。

    私自身の乗馬経験はそれこそ20年ほど前昔の話。しかし、自由に放牧され馬同士の社会が上手く構成されているどさんこの乗馬は至ってやさしく、のんびりした経験だった。

    モーターサイクルはよく鉄の馬と言われるものの、その付き合い方はやはり一方通行的なもの。エンジンなどを整備する人は魂を込めてそのエンジンを仕上げるのに対して、乗り手は調子が悪いとすぐにモーターサイクルにその責任を転嫁する。それに対して馬はそれこそ馬との対話を求められる。そのため、入力に対してどうのという話ではなく、常に馬が何を考えているのかを感じる必要があるのだ。その点で同じRidingではあっても、求められるものは全く異なる。

    そして最後に付け加えたいのが、この鶴居村の牧場の人々の理解。自然、馬、人。それぞれが何を考えているのか?について深く理解をし、またそれを私たちに伝えてくれるのである。

    つづく