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08/16
Mon

五山送り火とビル
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8月16日は五山送り火である。


つい先日祇園祭が終わったところなのに、もう五山送り火。毎年感じるが、京都は本当に毎月何かがある街だ。堺屋太一の『イベントオリエンテッド』(1984年)の内容はここ京都にしばらくいることで、その本当の意味が理解できる。

ロンドンにも厳しい建築基準というものが存在しているというこを聞いた事があるが、京都市にも景観政策課という部署が存在し、実際に景観を守るための様々な取り組みが行われている。例えば建物や建物に取り付けられる広告・看板の高さ制限の制定などがそれにあたり、その基準は年々厳しくなっている。

とは言え、実際にはその基準が今の基準ではない頃の建築物というものが存在して、それらが京都市内では背の高い建物となっている。

写真は二条城の前に建っている全日空ホテル。これも市内ではまあまあ高さのある建物である。五山送り火のシーズンというか、8月16日当日は場所によっては5つの送り火全てがこうしたビルの屋上やテラスなど一カ所から見る事ができるのであるが、当然これに遮られて何も見る事ができない場所も多く存在する。

最近改正された京都市内の建物の高さ制限では、今後このようなビルの建築は実質的には不可能になる。すなわち、今存在する高い建物も、老朽化などによる建て替えなどの際には、今よりもぐっと高さをおさえたものにしなければならないのだ。そう考えると、かなり先の話ではあるがまた京都市内のあらゆる場所から五山送り火が見れるようになる日が来るというということになる。


千年の都の千年後を考えるようなこのお話。長いを永いと書くことにも通じる良い話でもある。