THE WELBECK GALLERY

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10/21
Sun

READING AUTUMN 15
CATEGORY:GALLERY

夏頃に一度紹介しましたが、秋の観光シーズンど真ん中ですのでタイムリーにもう一度ご紹介させていただきます。



読書の秋の15回目。
京都旅行が好きな方は全国にいらっしゃいます。なんと言っても年間5000万人。この全国の度合いについてですが、関東方面の方はもちろんのこと近畿、関西など遠くから見ればほぼ地元の方でも京都好きは多いです。

この集まってこられる方々のもう一つの特徴はその年齢層。修学旅行で訪れる10代の方を除いたとしても20代から70代までほぼ全年齢層をカバー。理由はいろいろありますが、間違いなく言えることは、それだけ見たり訪ねたりするモノや場所が相当の数あるということ。これは実際に住んでいる私にとっても同じことです。

THE WELBECK GALLERYのある文椿ビルヂングは三条通の寺町から西にかけて点在する歴史的建築物群の西に位置しますが、この建築物群、大正時代の建築が中心で神社仏閣のイメージとはまた違った趣があります。この歴史ミックスと呼べる状況もほぼ全ての年齢層にとって「楽しみ」が存在することのひとつの証拠でもあるかと思います。

さて、京都観光。京都ツーリズムという観点で見た場合、その中心は歴史的なものということになりますが、さすが1000年の都。1000年分あるので訪れる度ごとにその切り口(アプローチ)を変えてみるのも面白いかと思います。モロに平安時代でもOK。それから一気に昭和初期、1960年代、1970年代でもOK。それぞれに目的を満たすものがきっと存在します。

やっと本の話ですが、
京都生まれの哲学者 鷲田清一先生(現 大阪大学理事・副学長)が京都市バス「206番」系統で現代の京都市内を案内する本。この206番は京都市内をぐるっと一周するバスでこれを乗ったり降りたりすることでほぼひとまわりできる路線です。そこに広がるアヴァンギャルドな側面などは読んでて本当に面白い。できれば京都への移動の際に電車などで読んでこられるとかなりいいと思います。


『京都の平熱』鷲田清一 2007年3月10日初版発行 講談社
ISBN978-4-06-213812-3