THE WELBECK GALLERY

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12/14
Sun

刺激と緊張
CATEGORY:GOVERNOR

京都という街では私は新参者であり、都を目指してやって来たばかりの者。THE WELBECK GALLERYも「○周年」とはなかなか言えない。というのは「100周年」というのがやっと認めてもらえるひとつの線だからだ。

そんな京都にやってきて1年半。おかげさまで、THE WELBECK GALLERYにはプロダクト・ギャラリーという難解なものを心から支えてくださる顧客の皆様が大勢出入りしてくださるようになった。

特に生まれも育ちも京都とおっしゃる「リアル京都」の皆様にもご愛顧いただけるようになったことは、非常にありがたいことだ。

そんな中で私とTHE WELBECK GALLERYの使命は、常に歴史あるこの街の人々にとって「モノとの出会い」を限界まで高めること。その点で言えば、初期のコンセプトで突っ走ったフェーズはすでに終了し、長い時間をかけてよいものを見続けて来た人々に、職人による技、良心や創造性がもたらすプロダクトを紹介し続ける努力をさらに磨くということが大きな課題である。

「良いもの」は全くその源流が異なっても、必ず人々の心の吟線に触れる。たとえ好みが極端な人でも、良いものは良いと認めるだけの心をもっているものだ。

本日は劇的な仕事が終ってから、顧客の方にお誘いを受けて食事に出かけた。
全く初めての場所、全員初対面の方々。非常に緊張するものだ。しかし、同時に普段では味わえない異なる次元の刺激を受けることも事実。これが、日常をマンネリ化させない最も効果的な方法ではないかと、帰りの道を歩きながら考えた。

現代のパッケージ化されたサービスは、人の関与というものをできるだけ少なくしようとする。要は購入した人がカーテンを閉め切った部屋で1人で楽しめるものが増えたということだ。確かにそこから得られる刺激や緊張もあるだろう。しかし、私の今晩経験した刺激と緊張を思えば、現代のパッケージ化されたサービスは、やはり「お手軽」な刺激と緊張でしかないとあらためて思った。


お誘いいただいた中京区のK様、本当にありがとうございました。