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    明石海峡大橋 / 1998 / 兵庫県・日本
    CATEGORY:GALLERY

    徳島のガレージ、盟友BIKELAB.Kに出かけた。



    夜明け前に京都を出て、ちょうど日の出の頃、明石海峡大橋を通過した。
    写真にはこの橋の長さである3911mの表示が見える。

    ロンドンに住んでいた頃、よくテレビでドキュメンタリー番組を見ていた。その頃の私の英語力では小中学生向けの番組くらいが、全てをスムースに理解できるレベルであり、夕方頃に放映されていた世界最大の建造物を紹介する番組がちょうどそれにあたるものであった。

    ある日の夕方その番組を見ていると、なんとこの橋が紹介されていたのである。

    たしか番組では、実際に橋の内部をはじめ、周囲の地形、建設のプロセスを細かく紹介し、最後には阪神淡路大震災の難局を乗り越え完成したというストーリーだったと思う。

    私自身、この橋をこれまで数回通っただけだが、不思議なもので渡る度にその番組を思い出す。

    この橋自体、+だけではなくーの影響も周辺に与えていると聞く。特にこの橋が無かった時代、国道フェリーとして活躍した現「たこフェリー」は経営が非常に厳しくなっているということは、関西にいればことあるごとに報道されている。

    私が今回感じたこの橋の影響は、橋がかかることで島も陸続きになってしまうということだ。昔、私にとっての淡路島は本当に「島」で、行きも帰りもフェリー。なので徐々に港に迫るワクワク感であったり、帰りの岸壁からフェリーが離れる際の寂しさのようなものは毎回感じることができた。

    しかし、橋でそのままクルマを運転したまま渡ると、そこには島に来たという感覚はほとんどない。便利さがもたらす「あたりまえ」の前には風情や情景というものはもはや「回り道」を要するものになったということを強く感じた。