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07/12
Sun

COSMO SPORT - MAZDA 110S - L10A / Toyo Kogyo / 1968 / Hiroshima, Japan
CATEGORY:GALLERY

MARATHON DE LA ROUTE 84時間耐久レース仕様(1968年/第18回大会出走車・レプリカ)。広島QUADROPHENIA撮影。





7月11日にこのコスモを含むマツダ・ロータリーのアイコン合計4台を実際に走行して見せるイベントが開催された。



最近ではいわゆるエコカーの出現により、人々の自動車に対する興味も新たな段階を迎えつつある。

自動車にはプロダクトとして実際に多くの訴求点、いわゆるセールスポイントがある。プロダクトとしての自動車は輸送用機器であり、人またはモノを運ぶことがプロダクトに求められる必要最低限の使命である。それを踏まえた上で、見た目のデザインであったり、より速く、より遠くへ、またはより多くの人やものを運ぶことが可能であったりと、個々のプロダクトにキャラクタリスティックな訴求点が与えられる。

その点で言えば、現在のエコカーも「エコカー」ということが普通のクルマ+の意味でエコカーの訴求点となっている。

恐らくだが、CO2排出量削減目標の設定などの世界的な潮流の中でエコカーであることは、将来の自動車の必要最低限の条件となるだろう。

さて、それではそれを達成した上で、自動車は次に何を私たちに与えてくれるのだろうか?


そんな次のクルマについての様々な議論がある中で、特に電気自動車については、自動車産業そのものが大きな転換点を迎える可能性があるという議論が存在する。

モーターと電池で動く電気自動車。これまでの内燃機を搭載した自動車と比較した場合、最も大きな違いはその部品点数の少なさと言われている。少々乱暴な言い方をすれば、電気自動車はおもちゃのクルマと同じように基本的にはモーターと電池があれば走る。これは、電気自動車のクルマづくりにおいては、内燃機を中心とするエンジンを開発・製造しなければならないというこれまでの自動車産業にあった最も大きな参入障壁がなくなる可能性を秘めているのだ。参入障壁が低くなる、またはなくなるとどういうことが起るだろうか?これは即ち、これまで誰も予想していなかった企業が自動車を製造し、販売できる可能性である。


エコカー開発・育成のひとつの選択肢である電気自動車。しかし、その選択肢そのものが大きな業界のパラダイム・チェンジを招く可能性が出て来ているのだ。