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    Wed

    V-Drums Light HD-1 / Electric Drums Module / Roland Corporation / Hamamatsu, Japan / 2006
    CATEGORY:GOVERNOR

    日本国内でロックバンドをしようとするとドラマーが一番の人材不足である。
    おそらく、この状況はロックだけではなくJAZZも同様だと思う。

    その理由としてよく言われることは
    *ギター、ピアノと比較した場合、自宅で練習環境を整えるのが難しい
    *レッスン代が以外と高い
    *ドラムセットそのものが保管場所、予算の点からなかなか買えるものではない
    などがある。

    確かに私が高校生の時分、ドラムスの人は決まって「大きな家に住んでいる」「比較的家庭が裕福である」でなければ「通っている高校の吹奏楽部にドラムセットかいいティンパニーがある」などの条件を満たした人ばかりであった。

    実際にドラムスはドラムセットがなくても練習そのものは可能だ。軽音楽部、吹奏楽部のリズム隊の皆さんはゴム製の小さなパットで電子メトロノームと向き合ってひたすら練習をしている。ショットとリズムを極めるためだ。むしろ、立派なセットに向き合って突然練習を始めても、パットとメトロノームで訓練する「基礎」が出来ていなければ、たちまち頭を抱えることになる。

    さて、RolandのV-Drums HD-1。
    確か一昨年の暮れに発表になりその後好調な売上を保っている。好調の証拠のひとつはオープン価格が設定されているプロダクトにも関わらず、最安値で方々探しても価格は非常に安定しているということだ。

    このキットの最大の特徴は「小さい」事。少々大げさな言い方をすれば、家にデスクトップのパソコンを設置するコーナ−を造るのであれば、それとほぼ同じサイズで収まる。

    音源はこのテのキットでは最も価格に関わるところなので、「いいもの」というより「まあ使えるもの」でセットされており、モジュールも小さく操作も簡単だ。

    あとは打感であったり、騒音の問題があるが、打感については「パッド」はパッドでしかない。ただ、スネアにはメッシュヘッドがついているのでごく自然であり、練習にも役に立つ。それよりもパッドにつけられたセンサーがよく出来ており、結構リアルな感覚の音が返って来る感じがする。
    最後に騒音。キックペダルを一体化したことにより、振動はよく押さえられている。少しキック感は安っぽい感じもするが、振動、騒音の問題とてんびんにかければ、このHD-1の選択は正しかったと言えると思う。

    プロダクトの話はこのあたりで、実際にこのキットはどうやって使うかだ。
    音源モジュールにはヘッドフォン端子、MIDI端子、外部MIX端子、出力端子がそれぞれ装備されている。例えば、iPodやパソコンと直接つないで、選択した曲に合わせてヘッドフォンでキットをたたきまくれば、完全に自分の世界。

    実際に使ってみると適度なストレス発散になる他、フィルインなどの工夫で毎小節、自分のクリエイティビティとリズム力、基礎能力が試されるので、PLAYSTATIONやWiiなんかよりも、全然面白い。

    私はかつて若い頃「バイクかドラムか」と言う選択でバイクを取った。
    しかし、技術の進歩とよいプロダクトが出現したおかげでひとつ夢を叶えてもらったような気がする。