THE WELBECK GALLERY

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05/12
Mon

床反射2
CATEGORY:GALLERY

実際白い床は容赦なく掃除を要求する。

THE WELBECK GALLERYの場合、幸いなことに訪れるお客様も気をつかってくださって、特に雨の日などはマットで丹念に靴底をキレイにしてから玄関をくぐってこられるので、劇的に汚れることはない。なにより床が汚れるのはお客様のせいではなく、「床が白い」ことが原因である。そして床を「白く」したのは私であって、当然床が汚れれば私が床を磨く。

いよいよ床反射の話。

今の生活をするようになってコンビニの利用機会がかなり少なくなったせいか、今のコンビニの取り組みに気がつかなかったのだが、最近のコンビニ。床が異様に光っているのをご存知だろうか?これは「清潔感」を演出するものではなく、主な目的は床反射を利用し店内の蛍光灯を従来の数より少なくし、エネルギーを節約することにある。究極的には企業に課せられている二酸化炭素排出量削減を目指すものである。

そこまで知った段階でTHE WELBECK GALLERYの照明についても再検討してみた。

ライトが直接プロダクトにあたることで、よりプロダクトが見やすくなる。なので、壁などの一部の空間的演出を除き、光の死角をつくっていけないというのが私の中でのこれまでの目標だった。

そこへ来て床反射でどこまでプロダクトの表情を引き出せるか?ということを考えた場合、そもそも床がどの程度明るさをもたらすのかを検証する必要があった。

幸い先週の土曜日が雨だったため、1日を通して照明に極力頼らずに展示を行ってみた。結果は上々でむしろ直接光りが当たるべきものとそうでないものがあることがはっきりした。

ただし、自然光を活用するTHE WELBECK GALLERYの床反射は同時に非常に忙しいということも解った。

日が射せば、ブラインドを下げ照明を少し明るくする。日が陰ればブラインドを上げ、照明を元に戻す。また太陽が傾き光の波長が長くなると、2系統ある照明を細かくコントロールし、照明の角度をすこしずつ時間を追って変えなければならない。

結果としてまた気をつかうべきポイントが増えたが、またひとつ多くを学んだ。



お客様へ。
ギャラリー入口の印象が以前と比べて「暗い」印象になっているかもしれませんが、ギャラリーカレンダー通りオープンしておりますので、どうかご遠慮なくお入りください。また、プロダクト自体が見にくいなどのFeedbackがありましたら、いつでもお気軽にお申し付けください。常にベストを尽くします。