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11/18
Sun

You must have one.
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日曜日と言えば、できれば部屋で全開で音楽を聴きたい。
そして午後から楽器をひっぱりだしてくる。
「できれば」そんな休日を過ごしてみたいと思いつつこの記事を書いているが、今日は「これは持っとけ」のお話。

先頃お客様よりきいて驚いた「指骨折?」で再結成ライブが延期のペイジ。ペイジと言えばギブソンEDS1275。ダブルネックのSGと言った方が瞬間的に理解できると思う。SGつながりで言えばピートのSGスペシャル。クラプトンは56年のストラト"ブラッキー"。ストラトつながりで言えばベックの特殊カラーのイエローがまぶしいストラト。ただし、ネックはローズネック。異形で行けばやはり大御所はマイケル・シェンカーのフライングV。高校の時に先輩に「フライングVは股間の挟むためにV型をしている」と教えられ、結構な時間それを信じていたりもした。というわけでギタリストの場合は明確に「この1本」というものが存在するのはご理解いただけると思う。(僕はベーシストなので、本当はベースの話に触れたいがこれやりだすとさすがに時間がなくなるので、今日は堪忍してください)

次、動くもの。最近息子のF1デビューが決まった中島。中島悟と言えば88年のCAMELカラーのロータス100Tホンダ。ホンダつながりでは片山敬済の79年、「走る実験室」NR500。同じホンダだとマクグラス+ホンダCR。あと少しずれるが平忠彦のARAI、タイラレプリカ。というわけでその他いろいろを合わせて

「この1本」はかならず存在するのである。


ということでやっとFish。このボードは「スノーボードはフィーリングだ」と言って譲らないJGとテリエがパウダーだけではないバックカントリーの世界に新たなライディングの可能性を求めて開発された。当初レイトモデルでリリースされた時は少々過激なフィーリングで一瞬人々を戸惑わせたりもしたが、その後キーとなるテーパードシェープ(頭でっかちなシェープ)とセットバック、リファレンスの設定を中心としたディメンション設計が熟成。WFOなどの最新テクノロジーなども投入され、より理想のFishに近づきつつある。

Fishの本来の楽しみ方は「ナチュラル・ポジションで乗れる」ということである。通常、浮力と接雪抵抗をコントロールするために多くのの乗り手は「後ろ乗り」をする。ノーズを上げて突っ込む感じはこれはこれで楽しいが、きき足は主に荷重をかけることに用いられるためにボードをスイングする動きを制限される。このためパウダー、ツリー、急斜面などノーズの方向を比較的速く決めなければならない場面にイマイチクイックになれないという問題があった。その意味でクレイグ・ケリーや竹内正則がパウダーマスターと言われる所以はその状況をコントロールすることがなにより偉大なことなのだ。

さておき、Fishのナチュラル・ポジションは意識した後ろ乗りをすることなくそのまま乗ってOKということであり、実際にその感覚はFishだけのものである。また、Fishが強烈な切れ味のボードであることも忘れてはならない。ノーズの幅が通常のボードよりも広いために切り返しには独特のリズムが存在する。しかし、テーパー状に後ろに絞り込まれるサイドカットはターンの度に確実にボードを前に押し出すような働きをする。このためターンする毎に加速する。このあたりのフィーリングが実は当初人々に「過激さ」を感じさせたが、よくよく考えてみると、そういうライディングの1日があってもいいとも思う人には持っていていただきたい1本ということになるのである。

WFOベースでさらにスピードを得たFish。Fishをメインボードにできる環境の人は日本には少ない。しかしながら、Fishが楽しめる環境を提供するリゾートの存在やバックカントリーツアーの存在は間違いなく乗り手を待っている。

最近「フリーランしかできない」というご意見もお聞きする機会があるが、それはデカイアンプで全開でギターを鳴らしていないようなもので、なにもネガティブに考える必要はないと思う。むしろ、ステージに上がる1本を持って、あなたを待っているリゾートに行けば、いとも簡単に究極のフリーランを堪能することができる。

そんな日のための1本を。



BURTON FISH 56 : 73500 JPY
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