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10/05
Fri

READING AUTUMN 3
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さて、秋の本のご紹介の3回目。
スポーツの秋ですので、スポーツのことで少し勉強してみましょうとのことで前回ご紹介した『スポーツマーケティングの世紀』。その際にもう一冊あるというふうにお話しておりました。
それが今回ご紹介する『スポーツと権利ビジネス』です。

2002年と2006年のFIFAワールドカップの放映権のマネジメントを仕切っていたInternational Sports Culture & Leisure Marketing AG.(以下ISL)。電通とadidasがそれぞれ49%、51%出資で立ち上げた会社が破産します。

スポーツ番組という筋書きのないドラマが相当な高値でやり取りされていることはご存知の方もいらっしゃると思います。その価格高騰の発端となったISLの仕事。当然、良い影響と悪い影響の両面があったのですが、結果としてスポーツを売って一旗あげるというわけにはいかなかった。

私自身はこの本に書かれているストーリーでいろいろと知るわけですが、私自身スポーツに携わるものはスポーツの公共性から全てをスタートさせなければならないと今でも信じています。

短期間でスポーツで稼ぐということは、そのスポーツ自体がその行為を許さない。むしろ、10年、20年のスパンで長くそのスポーツに尽くしてみて、結果としてみんなが喜んでくれた(感動してくれた)というところを目標にしなければならないと感じています。


スポーツを徹底的にお金に変えるお話の数々。繰り返しになりますが、純粋なスポーツの意味と目的を皆さんご自身で感じるには逆によい刺激になるのでは?と思いご紹介します。



『スポーツと権利ビジネス』石井清司 1998年3月2日第1刷発行
かんき出版 ISBN 4-7612-5693-1