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12/16
Wed

THE WELBECK GALLERY AWARD 2009 - SNOWBOARD EQUIPMENT OF THE YEAR
CATEGORY:GALLERY

アドヴェント企画。THE WELBECK GALLERY AWARD 2009。今年は特に道楽のスノーボード製品でも革新的な出来事があったので、SNOWBOARD EQUIPMENT OF THE YEARを特別賞的な意味合いで設定させていただいた。


THE WELBECK GALLERY AWARD 2009 -
SNOWBOARD EQUIMENT OF THE YEAR

2010 IONなどBURTON Asian Fit製品群
-BURTON, VT, USA



日本に住む方のほとんどはアジア人体型であると同時に、日本の文化の中で育っている。ブーツのフィットをアジア人向けに改良することは、単に人体データの収集だけではなく、靴を脱ぐ時間の長い生活習慣など足と靴の関係についても配慮が必要だ。

基本的に日本に住む方は裸足や靴を脱いだ時の心地よさをよく知っており、また同時に靴を履く際には、しっかりとフィットしたものを選ぶ。特に靴が脱げて来ることを嫌い、同時に特定の部分への余計な圧迫感を嫌う。

通常、欧米で開発された靴は皆さんもよくご存知の通り足の全長に対して、幅が細く、全高も低い。イメージとしては薄く細長い靴ということになるだろう。これに幅が広く甲高の足をフィットさせる訳だから、常に靴の全長に対して足の長さが足りない状態となる。即ち、つまさき、かかとはカバーされているものの、実際はごついつっかけぞうりを履いているようなフィットとなっている。なので、スノーボードブーツなどの場合、フィットはしてても特定の方向へ力を入れることでブーツが脱げてしまうような感覚に陥る。

もちろん、アジア人フィットを製作するにはこの問題を解消すべく、基準値の割り出しのためにサンプル調査が行われ、最終的な型を決める。あとはテストを経て修正作業が繰り返された後、プロダクションとなる。こうして書いてしまえば、非常に単純なことではあるが、ある特定の市場向けにこのような仕様をわざわざ製作することはコスト面から考えても、このカテゴリーでは通常はあまり行われないことだ。

今回のBURTONからリリースされたAsian Fitのブーツ。実際に非常にフィットがよい。やっと自分のサイズでブーツが選べるという方も多くいらっしゃる。
製品を受けとる方から見れば、ブーツのフィットが良くなったという程度のことではあるが、これが実際に店頭に並ぶまでには、モノづくりに関わる人々の熱意と、営業担当者の地道な市場との対話、さらには膨大な調整作業が存在するこということである。また、これはついでにこのカテゴリーに参入した会社では決してできないことであることを付け加えさせて頂く。