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    02/09
    Tue

    「完成」とはその時点での「完成」なのか
    CATEGORY:GOVERNOR

    徳島のガレージ、BIKELAB.Kに行った時の状況。
    前々からなんとかしたいと考えていた事をある程度まとめて「やってしまう」ことを当初から目標にしていた。





    今回、BIKELAB.Kに行ってこの作業を行ったのにはいくつかの理由がある。
    ひとつはこうしてゆっくりサバンナを触ってられるのも、今後あまりないチャンスだと思ったということ。自分の作業イメージだけだとあまり自信がなく、プロの作業イメージを求めたということ。これはいわば「バシッと言ってくれる人の意見を期待した」ということだった。そして今回の訪問でこの願いは両方とも叶えられた。全てBIKELAB.KのK氏のおかげである。

    ただ、事前に今回の作業のプランニングをしたのは私自身。そして作業を始めて1時間もしないところで、そのプランニングの悪さが顔をのぞかせ始めていた。なので、不納得な部分があるとすれば、それは私の責任なのである。

    しかし、今回の徳島行きでも多くを学んだ。
    ある程度完成予定図がはっきりしており、計画された作業をもって「完成」を見ることは、「その時点での完成」でしかないということである。

    これは店舗などでも同じだと思う。店舗をつくる際、コンセプトからイメージを固め、実際の図面に落とし込んで行く。その上で材料を吟味し、とことんスキの無い空間をイメージ通りに仕上げて行く。途中、予想しなかった問題に直面したりもするが、ともかく最初に描いたイメージに近づけるということで、突き進んで行く。そして、めでたく店舗は完成する。

    しかし、実際はこの店舗はこの建物やスペースの完成の時点においては、店舗としてその3割も完成していないのである。重要な事は店舗やスペースを訪れる人やモノがその空間に収まった後にどうなるかではっきりする。

    特に人の問題は難しい。例えば、その空間が顧客にとってリラックスをもたらすのか、信用をもたらすのか、人が入ってみて広い・狭い、圧迫感・開放感をどのように感じるのかをも計画しなければならないのである。

    当然、これは空間だけの問題ではない。そこで働く人も重要な要素となる。

    このように書くと、まるでゴールのない話をしているようにも聞こえるかも知れないが、実際に取り組むべき事にはその段階、段階でのステップはあるものの、ゴールはないのだ。

    さて、話をサバンナに戻そう。今回の作業で私は自分のプランニングがまだよく整理されていない段階でこの作業に踏み切ったと知った。問題は完成に至るプロセス。これという決定的なものを持っていなかったのだ。ということで、京都に戻るとすぐにその問題点の洗い出しを始めた。

    この一連の話は全くネガティブなものではない。むしろ、今後どのようにアイデアに磨きをかけるのかというテーマを持つ事ができたのだ。
    BIKELAB.Kも私もインディペンデント(またはプライベーター)。その強みは時間があるということだ。そして、お互いじっくりテーマに取り組むということを認識できているので、今後もまた愉しみが増えたと感じている。