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    THE WELBECK GALLERY AWARD 2009 - TRAVEL GOODS OF THE YEAR
    CATEGORY:GALLERY

    アドヴェント企画。THE WELBECK GALLERY AWARD。THE WELBECK GALLERYが選ぶ今年の旅行用品は下記。




    THE WELBECK GALLERY AWARD 2009
    TRAVEL GOODS OF THE YEAR


    BURTON LUGGAGE GMP PRODUCTS




    BURTONは2010年カタログの中でGMPプロダクトについて次のように述べている。

    『Green Mountain Products - 環境への影響を考えながら造ったプロダクトです。採用した素材や製造プロセスは大きな変化を呼ぶものばかりではありませんが、全ては正しい方向へ向かうためのステップです』


    フランクフルトモーターショウでは参考出品の全てのモデルを電気自動車のみにするブランドが登場した。今年はこれまでの「eco、とくっつけて儲けよう!」とする人達の存在の有無などは議論にならず、むしろ、新しい経済の仕組みとしての環境問題がクローズアップされた年となった。

    今年のこの流れを決定付けた一つの出来事は、昨年の世界同時金融危機をきっかけとし、その後誕生したオバマ政権とこの政権の切り札となっている「グリーンニューディール政策」の登場であると言える。


    さて、話をGMPプロダクトに戻そう。

    GMPの手法としては主に再生された素材を使ったモノづくりということになる。現在、再生素材の普及の進んだ分野ではかなり安い価格での素材入手は可能であるが、ナイロン、ポリエステルなどはまだまだ原料そのものが原油価格の高騰などの影響もあり非常に高価である。さらにその再生素材が実際に機能するかどうかという点において、十分な検証が進んでいない分野も多く残されている。

    このように生の原料が再生原料よりも安く、しかも一見、現行モデルのプロダクトの色違いだけという特徴では、プロダクトを販売する段階で、「単に高いだけ」というふうに多くの消費者からは認知されがちである。

    その中で、会社の取り組みとして世に問うGMPプロダクト。これは、挑戦というには危険すぎると言っても過言ではない。

    しかし、想像してほしい。
    空港の荷物受け取りのターンテーブルに、このニッケルのBAGが出てくる瞬間のことを。恐らくその場に居合わせるほとんどの人にとっては、単なる色違いのBURTON LUGGAGE。しかし、解る人には解るのだ。

    これは単にレアな高額ブランドに対する認識とは異なる次元の話だ。旅行においてもGMPを使おうとするその姿勢が瞬時に解る人には理解されるのだ。

    便利だと解っていながらも、旅行用ラゲッジの世界ではまだまだ王道プロダクトとは言えないBURTON LUGGAGE。しかし、他の老舗王道ブランドが躊躇する領域の問題に正面から挑戦するこの姿勢に、BURTONがLUGGAGE分野でいかに真剣であるかを思い知らされるプロダクトだ。