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10/20
Sat

READING AUTUMN 14
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昨日結局1日雨が降り続き、夜から気温も下がりぐっと秋らしくなった京都。
よく考えてみると、暑くて仕事にならないので「避暑」する。涼しくなると仕事になる。
ちょっと飛び越して、適度に涼しいか寒いほうが確かに頭も冴える。なんて考えてたら、

YOSHIMURA JAPANのwebサイトに面白い記述が。オイルクーラーなどの冷却系の話で、
「暑いと頭もボォーッとしてきます」との説明。

「うーん。頭と熱に弱いシリンダーヘッドをかけているのか?それにしてもウマい!」


さて、
読書の秋14回目。

ヘンリー・ミンツバーグさんです。相当の勉強家だと思います。(えらい先生つかまえて言うようなコメントではありませんが)何がスゴいって、とにかくひとつのことを言うために相当の準備をします。あたりまえといえばあたりまえですが、先入観を持つ前にまずは徹底的に調べるということ。これはなかなか実行することは難しいです。手間も時間もまた相当心をオープンにしないと、様々な考え方を柔軟に受け止め考えることができないからです。見習いたいです。


さて、また過激なタイトルで、「本を売りたいだけかな?」とも思えたりするのですが、中身は相当調べ上げられている事柄でいっぱいです。

ということでいつものようにまずは原題から理解します。原題は"Managers not MBAs"というもので直訳は「マネジャーはMBAってわけではない」くらいになるでしょうか。それからするとMBAが会社を能動的に滅ぼすという意味にも取れる邦題はやはり少々過激すぎるかな?と。

実際に課長さんをはじめ中間管理職の皆さんにはいろいろな種類の方がおられます。ドラマなんかで取り上げられるのは徹底的に「ダメ」課長か究極的に「ヒーロー」課長。しかし、これはドラマの世界。実際に職場にはヒーローは必要ありません。しかし頼りになる人は必要です。

頼りになる人は「献身的」な人であって、それに実績がついている。これだとかなり人望もあついということになるのではないでしょうか。

私の知っている範囲の話ですが、MBAでもヒーローではない人はたくさんいます。むしろそういう人は献身的。しかし、社内では一部ではありますがMBAだからあのポジションにいるんだと思われがちです。

そして、この本はMBAってなんなんだ?と少し興味をお持ちの方にも、出世に燃える野心家の人にも、「イマイチ華がないなー」と自分で思い込んでいる人にも「なるほど!」と読んでいただけるものと思います。


『MBAが会社を滅ぼす-マネージャーの正しい育て方』
ヘンリー・ミンツバーグ 著
池村千秋 訳
2006年7月24日 初版発行
日経BP社
ISBN4-8222-4516-0