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10/31
Wed

READING AUTUMN THE LAST EDITION 2007
CATEGORY:GALLERY

しばらく休止していた読書の秋。第16回目。2007年秋の今回のようなまとまったご紹介はこれにて最終回とさせていただきます。

全米マーケティング協会によるマーケティングの定義は以下のようなものです。

「マーケティングは、個人と組織の目標を達成する交換を創造するため、アイディア、財、サービスの概念形成、価格、プロモーション、流通を計画・実行する過程である」

(出典:『現代マーケティング−新版』/嶋口充輝、石井淳蔵/有斐閣/1998年新版第7刷/p.11より)

ということで、様々なモデルが存在し、さらには新しい手法も日々生み出される中でそれら計画を実行するという具合に非常に緻密なもの、同時に創造性を必要とするものでもあります。


しかし、こうした緻密なマーケテイング計画および戦略が全く裏目にでることも存在する。また、そのウラをかく手法が存在することも事実です。それらは時にマジメにマーケテイングする人を混乱させたりもします。


そんな事例がたくさんの『ブランド・ハイジャック−マーケティングしないマーケティング』をご紹介します。この本自体日本語訳が2005年10月なので少し古くなりつつありますが、その筋の方々なら一度は手に取ったことがあるはずです。

マイナーなビールのファンの話。改造バービー人形コンテストの話など、ロゴマークや商標の侵害なんてどんどんさせた方がよいという考え方。そこでブランドをハイジャックさせる。またはハイジャックされる。バッタもんとはまた違う世界がそこには展開されています。

マーケティング自体が刺激−反応から交換型さらには関係性重視に進化するなかで、いつも存在するのはパラダイムシフトや新旧フォーマット闘争など。少し難しく書きましたが、本自体は知ってるブランドもたくさん登場して読みやすく面白い内容です。


さて、
秋になったのでまとめてご紹介しておりました「読書の秋」。私自身もまた同じような特集が組めるように読書を進めます。それと旬な話題は秋でなくてもご紹介したいと考えています。
うーん、ギャラリーでその本についての話題でお客様と盛り上がるのも楽しいですね。皆さんからの感想などどんどんお寄せください。それとライブラリーへのご希望もお待ちしております。



『ブランド・ハイジャック−マーケティングしないマーケティング』
アレックス・ウィッパーファーズ 著
酒井恭介 訳
2005年10月11日 第1版第1刷発行
日経BP社
ISBN4-8222-4476-8