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    12/04
    Sun

    一生もの
    CATEGORY:2016

    2016も師走だ。また12月。1年がまた終わる。
    本来ならproduct of the yearを発表する時期だが、どうも最近はプロダクトの話をしなかったので少しマジメに「一生もの」について書こうと思う。

    一生もの。

    どこか、重みのある、またワクワクする言葉の響き。
    皆さんの身の周りにはどの程度の一生ものがあるだろうか?
    或は、一生ものと思っていたものとのあっけない別れ。
    一生ものは実は奥が深い。

    まともな文章を書くにはまずは仕分け。いわゆる分析が大切だ。
    そんなわけで何が一生ものになり得るか?を簡単にまとめる。

    一生ものは一生ものなので、基本的には死ぬまでそばにあるもの、または死ぬまで使えるものを指す。それで言えば対応年数がそれなりになるので、流行ものではない。またそれだけの耐久性を持つか、或は修理可能なものとなる。

    一生ものでないものとは、使い捨てのものを筆頭に役割が終わったら再び使うことのないものである。例を挙げるなら、パーティードレス。ビーチサンダル。修理することを考えると新品を買った方が安いもの。など。

    一生ものでないものを買う時はそれほど悩むことはない。なぜか?役割がはっきりしているからだ。それと、ずっと使い続けるわけではないので、コストはその一瞬にかかるもので、ある程度の期間をかけて支払いつづける必要のないものだ。

    自分の中では最近一生ものではないと判断がついたものである。
    それは「家」(マンションなど集合住宅を含む)、バイクなど。
    特に家は、空き家や中古マンションを見るとそれが理解できると思う。買った人は多くの場合35年ローンを組んだりしたわけで、途中で買い替えてしまったから中古が存在するのだ。なので、家はどうも一生ものではないようだ。

    で、バイク。できれば永く乗りたいし、大切にしたいと思う。
    しかし、自分のように距離を走れば対応年数が以外と短いことと、部品供給などの問題でずっと乗り続けることはできない。例外としてコレクションは可能だ。

    さて、では逆に一生ものの候補とは?
    自分の身の周りのものをザッと見てみると、、、
    靴(最長、17年ものがある。)テーラードジャケット。これは修理しながら20年+。と、こんな感じ。

    その中でも洋服は面白い。捨ててしまうものも存在するのに、ずっと修理して使えるものもある。靴も基本は修理ベースで考えられるが、アッパーがレザーの場合、レザーに寿命があるために実は洋服より難しいところも存在する。
    レザーで言えばレザージャケット。これは修理も可能だがどちらかと言えば手入れが靴やファブリックのジャケットよりも大変だ。


    さて、
    一生ものをどこかで手に入れたいと考えている皆さん。

    一生ものということばにまずは踊らされない様にしよう。実はプロダクトの特性と使用方法によっては一生ものになり得ないプロダクトがまず存在し、そんなものも一部「一生もの」というフレーズに乗せて売られている。

    一生ものになり得るものは実は非常にジャンルもプロダクト特性も限られており、かなり少ないことを覚えておこう。

    それで言えば、一生ものに出会えることは基本的には難しいのだ。

    そう考えれば一生ものとして売られているものほど、一生ものではない可能性が高いということになる。